エコ辞典(エコ用語集)
エコ用語辞典
アスベスト(石綿)
鉱物質の繊維で、絶縁・断熱性に優れているため、住環境によく用いられ、タイル・ボード・電気製品・自動車部品など、用途が幅広く使用されてきました。 しかし、これが粉じんとなり大気中に混入すると、有害物質となり呼吸器障害の一種である石綿症や肺ガンを起こす原因になることが判明し、社会問題となりました。
アメニティ
アメニティ(amenity)とは「快適な環境」、「魅力ある環境」などと訳されています。自然環境・歴史的、文化的環境などを総合的にとらえ、数量化を超えた価値を重視し、生活の向上を目指そうとするものです。 都市計画事業や環境保全対策の根源を成す思想を言います。
アレルギー性疾患
アレルギー性疾患とは、身近なものだと喘息、花粉症、アレルギー性結膜炎、食物アレルギーなどがあります。 現代人の食生活の変化や、ダニなどが育ちやすい密閉された住環境が原因で増加し続けていると言われています。 その他にも、環境の変化によるストレスなどもアレルギー性疾患と考えられているようです。
一酸化炭素(CO)
一酸化炭素とは、炭素または炭素化合物の不完全燃焼により生成する気体です。 無色、無臭で極めて有毒で、血液中のヘモグロビンとの結合力が酸素の200〜300倍と強く、ヘモグロビンによる酸素の運搬作用を阻害し、中枢、末梢神経のマヒ症状を起こします。 一酸化炭素の発生源は、自動車の排気ガスによるものが大半を占めています。
エコマーク
エコマークとは、(財)日本環境協会が環境の保全に寄与していると認定した商品について表示を使用していています。 また、環境保全型商品とも呼ばれ、使用・廃棄時に環境への負担が少なく、資源・エネルギー・水を節約し、リサイクルしやすい・したもの、製造・流通過程で環境に負荷のかかる物質を使わないなど、環境の保全に役立つ性格を有する商品を言います。
エコマネー
エコマネーとは、「エコノミー」・「エコロジー」・「コミュニティ」と「マネー」の造語です。 貨幣と財・サービス等を交換する貨幣経済を補完するために、人と人との助け合いを基盤とするボランティア活動等を評価するものです。 決済機能のみを有し金融仲介機能のない「コミュニティ通貨」であり、NPOなどが運営に当たっています。
エコライフ
エコライフの「エコ」とはエコロジーの「エコ」。 ごみの分別をはじめ、太陽光や雨水を利用し、身近なところから環境保護に努める生活のあり方です。 エコライフとは、地球環境を壊さず、限りある資源を大切にする生活のことです。
オープンスペース
オープンスペースとは、都市の中で建物などのない、広場などの空間を言います。 公園や河川空間など、都市内での遊びやレクリエーションなどの場として、重要視されています。
オゾン層
オゾン層とは、地球を覆っている大気の対流圏の上空にある成層圏20〜30km付近で酸素分子(02)の光分解によりできた酸素原子0が別の酸素分子02と結合し、濃度の高い03の層のことをオゾン層と言います。 オゾン層は、太陽の紫外線や放射線を吸収し、生成と消滅を繰り返して、地球を保護しています。そのため、オゾン層が破壊されると地球は生物が住めない状態になってしまいます。
環境影響評価(環境アセスメント)
環境影響評価(環境アセスメント)とは、土地の形状変更や建物の新設などを行う事業者に対し、事業による環境への影響について自ら適正な調査、予測または評価を行い、その事業計画を環境保全望ましいものとしていくための仕組みです。 1969年にアメリカで、アメリカ合衆国国家環境政策法(NEPA:National Environment Policy Act)として制度化され、現在では、OECD加盟29ケ国全てが環境影響評価を規定する法制度をもっています。
環境共生住宅
環境共生住宅とは、地球環境をまもると言う観点から、エネルギー・資源・廃棄物などの面で充分な配慮がなされ、自然環境と親密に美しく調和し、健康で快適に生活できるように工夫された「住宅」や「地域環境」のことを意味します。
クリーンエネルギー
クリーンエネルギーとは、太陽放射や風力など、排出物が環境に悪影響を与えないエネルギーのことを言います。
グリーンマーク
グリーンマークとは、古紙含有率の高い再生紙等を使った商品に表示されるマークのことを言います。 古紙再生利用製品の利用を通じ、古紙の再生利用の大切さを伝え、社会環境緑化の推進を図ることが目的です。 グリーンマークを集めると、その収集量に応じ、学校や地域の環境緑化を進めるための苗木などが贈られます。
ケナフ
ケナフとは、アフリカ原産でアオイ科の繊維作物のことです。 1年で3〜5メートルにも生長し、木材に替わる製紙原料として期待されています。 また、二酸化炭素をアカマツの7倍以上、窒素やリンなども吸収することから、水質の浄化にも効果を発揮するといわれています。 しかし、ケナフは外来種であり、ケナフの増加により、在来の動植物、およびそれをとりまく環境に与える影響が懸念されてもいます。
サスティナブル
サスティナブルとは「持続可能なこと」を意味します。 「サスティナブルな」と言えば、より良いものを、環境に負担をかけずに長く、継続して使うことを意味し、浪費しないことがわたしたちの利益につながり、地球環境の保全などにもなります。
シックハウス
シックハウス症候群とは、「Sick Building Syndrome」の和略で建物に使われている化学物質が原因でのめまい、頭痛、吐き気、平衡感覚の失調や呼吸器疾患などの色々な症状、体の不調を感じる事を言います。 その他、室内空気汚染や化学物質過敏症などいろいろな名称で呼ばれ、その原因は接着剤として使用されるもののなかに含まれるホルムアルデヒドが最も有名です。
ダイオキシンとは
ダイオキシンとは、その毒性の強さから「史上最強の猛毒」などと呼ばれる物質です。 青酸カリの1000倍、サリンの2倍もの毒性を持ち、農薬などの不純物やごみの焼却によって生じます。ゴミのなかには、炭素、酸素、水素などが多く含まれ、ゴミの焼却温度が低いと、ゴミに含まれた炭素が不完全燃焼をおこし、炭化水素という物質が生まれます。この炭化水素が、塩素を含む塩(塩化ナトリウム)や塩化ビニールなどが発生させた塩素ガスと結びつき、ダイオキシンが生まれます。 また、発ガン性があると言われています。
大気汚染
大気汚染とは、経済活動や社会活動などによる物質の燃焼などにより大気が汚染されることを言います。 代表的なものとしてばい煙(窒素酸化物Nox、硫黄酸化物(Sox)、浮遊粒子状物質(SPM)、自動車排ガス(一酸化炭素、炭化水素、鉛化合物)などがあります。
地球温暖化
地球温暖化とは、地表の温度が上昇することによって、人間をはじめ、広く生態系に深刻な影響を及ぼすことを言います。 地球をとりまく大気中の二酸化炭素、メタン、フロン等の微量ガスは、地表から宇宙へ放出される赤外線を吸収する性質を持ち、地表の温度を生物の生存に適した程度に保っていますが、近年、これらのガスの大気中の濃度は確実に増加しています。
ナショナル・トラスト
ナショナル・トラストとは、自然環境や歴史的環境などを守るために、市民から寄付を募って土地や建築物などを買い取り、または寄贈を受け、管理する運動やその団体のことを言います。1895年、イギリスで創設されました。
ハイブリッドカー
ハイブリッドカーとは、ガソリンエンジンと電気動力など異なった2種類の動力により燃料効率を向上させることができる自動車のことです。 トヨタ・プリウスが実用化第一号で、その後、ホンダやダイハツも続いています。
ヒートアイランド
ヒートアイランドとは、特に都市部においてコンクリート構造物やアスファルトにより熱が吸収されたり、冷房や自動車などの排出熱などにより外気温が上昇することを言います。
フロン
フロンとは、炭素に塩素・フッ素の原子が結合した化合物の総称で、化学的に非常に安定で、冷蔵庫やカーエアコン等の冷媒などに広く使われています。フロンそのものは人体に無害ですが、オゾン層を破壊する結果、紫外線の地上への到達量が増加することにより、皮膚ガンの増加や生態系への悪影響をもたらすといわれています。
ホルムアルデヒド
ホルムアルデヒドとは、シックハウス症候群を引き起こす代表的な化学物質のことです。 合板などの接着剤として使われ、大きな社会問題になっています。 現在では、改定された建築基準法により指針値を0.08ppb以下に定めています。 その他、シックハウスの原因となる化学物質にはトルエン、キシレン、ベンゼンなどの有害化学物質があります。
マニフェスト
マニフェストとは、産業廃棄物の処理を処理業者に委託する排出事業者が、産業廃棄物の収集、運搬、処分の流れを把握するために交付する管理票のことです。不法投棄の防止など、適正な処理を確保することが目的です。 紙マニフェストと電子マニフェストがあります。
有害大気汚染物質
有害大気汚染物質とは、低濃度でも長期にわたり摂取される場合に、人の健康を損なうおそれがある物質で、大気汚染の原因となるもののこと。 有害大気汚染物質に該当する可能性がある物質(234物質)のうち、22物質が優先取組物質とされています。
容器包装リサイクル法
容器包装リサイクル法とは、正式名称は「容器包装に係わる分別回収及び再商品化の促進に関する法律」のことです。 95年6月に成立し、97年から施行されました。瓶・缶・紙・プラスチックなど包装に使われるすべての包装廃棄物を対象に、容器包装業者や容器を使う製造業者など特定の業者にはリサイクルを義務づけ、容器の素材業者にはリサイクルした製品の再利用も義務づけています。 プラスチック容器、紙容器に関しては3年間の猶予が行われています。
ラムサール条約
ラムサール条約とは、正式名称は「特に水鳥の生息地として国際的に重要な湿地に関する条約」。 1971年イランのラムサールという町で採択されたことからこの名前がつきました。
ロハス(LOHAS)
ロハス ロハス(LOHAS)とは「Life style Of Health And Sustainability」 (健康で持続可能なライフスタイル)の略語のことです。 大量生産・大量消費で豊かさを得るのではなく、地球環境・ひと・社会にとっての優しさを追求していこうという流れが世界的に広がっています。
ワシントン条約
ワシントン条約とは、正式名称は「絶滅のおそれのある野生動植物の種の国際取引に関する条約」のことです。 野生動植物を捕獲、採集して売買する商業上の国際取引を規制する法律。1997年現在、136カ国が加盟しています。 この条約では絶滅のおそれのある段階に応じてT〜Vの3項目に分類し、生きた動植物だけでなく、その卵や種子、象牙の加工品やわに皮のバッグなどの加工品まで規制の対象にしています。
ISO
ISO とは正式名称「International Organization Standarardization)」のことで、国際的な共通規格の標準化をしている民間団体を言います。
NGO
NGOとは、正式名称「Non Governmental organization」、民間開発協力団体のことを言います。
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